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【料理】Celtic Moonのカレーの話2019年3月20日【更新】
【ケルティックムーンの美味しい料理のお話】①ギネスカレー
今日はお店で人気のギネスカレーについて、今まで皆様から受けたご質問などへの回答を中心に
美味しさの秘密(レシピ?)まで、色々書いてみたいと思いま~す。
まず、よく言われるのは
「なんで”ギネス”カレーなの?」
ですね。おそらくこの質問が一番多いかもしれませんね~
「ギネスブックに載ってるんですか?」
とか言われたこともありますが、いやいや!そんなワケはないですよね!(笑)
まぁ、正解は言えば皆さまチョット興ざめな感じに
「あぁ~~なんだぁ」
とか言いますが、正解は「ギネスビールで煮込んで作るカレーだから」
です。ハイ。(笑)
で、
「なんでアイリッシュパブなのにカレーなの?」
っていう質問に続いたりするのですが、これには2つちゃんと理由があるんですね~
ひとつめは、お昼の時間帯を【カフェ】としてやろう、と思った時に、カフェや喫茶店にはカレーはあってほしいなっていう自分の希望的イメージから、どうせならアイリッシュパブらしいカレーを作ったるか!
となった事。もうひとつの理由は、アイルランドに限らず多くのアイリッシュパブでは、工夫を凝らしたギネスビールを使ったメニューがたくさんあるのです。それは、”ビール”という生ものを扱う上で、美味しくなくなってきた劣化の始まったビールをお客様には出さないためで、かといって全部捨ててしまうわけにもいかないですよね。
そこでギネスビールを使ったメニューを作ることでロスを減らす工夫がされているのですね。
ですので、ギネスビールを使ったフードメニューがないパブは、よほど毎日流行っているか、美味しくなくなってきているギネスを平気で出している、と言われたりしちゃうんです。そんな理由で、アイルランドらしい美味いギネス料理を作りたいなーってことで生まれたこのギネスカレー。
お店のオープンから5年ちょっと、常にお昼と夜のメニューに鎮座しているんですね~
皆さんもう召し上がりましたか?
最後に美味しさの秘密(?)とオマケ情報を!
★美味しさの秘密①たっぷりお野菜の甘味
玉ねぎとトマトをじっくり時間をかけて炒めて作るカレーの”タネ”炒めた野菜は、はじめの分量の1/5くらいになります。そして飴色の玉ねぎはチョット焦がして香ばしさも加えるのがポイント!
★美味しさの秘密②スパイスは5種類味の決め手スパイスはお店で調合した独自のスパイス!とはいえあまりたくさんは使いません。最低限の種類に絞ることで、素材の味わいがしっかり生きるからです。どんな具材で作っても同じような味のカレーはあまり僕が美味しいと思わないので(笑)スパイス配合をシンプルに作っている分、春先の新玉ねぎの出る時期などは少し甘いカレーに仕上がったりするので、そんな季節感も味わえたりするのです。
★美味しさの秘密③じっくり煮込んで1日寝かしてケルティックのカレーは仕込みに約10時間を要します。しっかり野菜の甘さを出すために炒めたり、ギネスビールのアルコールを飛ばしコクを十二分に出すためにシッカリ煮込むのです。ですので、作り立てから深みのある味わいに仕上がるのです。
が
2日目のカレーが美味しい、って皆さん言いますよね?ケルティックのカレーも作り立てより2日目以降の方が味が落ち着いて美味しくなります。作った日ももちろん美味しいのですが、1日目はスパイス感が強めに出ます。2日目以降になると野菜の甘さとスパイスの刺激が飽和して来るのですね~ですので、出来立てには出来立ての、2日目以降は2日目以降の、それぞれの美味さがあるカレーなのです。☆オマケ情報
そんなケルティック・ムーンのギネスカレーがもしかすると他でも食べられるようになるかもしれません!
今年、ラグビーワールドカップで日本とアイルランドが同じ組となり、ラグビーファンのみならず注目の集まる中、某ホテルのランチバイキングに登場することになるかも。。。な、お話が!ホントに決まったらまたお知らせしますね♪
長文、ご愛読ありがとうございます。
P.S.
①、、、って書いちゃったからには今後も続くと思います(笑)
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